完成したもの
Amazonでキットを購入してLED時計をつくった。制作時間は2時間ほど。
裏はスケルトンでかっこいい。はんだづけの精度の悪さはご愛嬌。
✔Good
- 時計、目覚まし、時報機能
- 気温と日付の表示
- USB給電 or ボタン電池
- 輝度自動調整
✖Bad
- 日に2秒ほど遅れる程度の精度
- 筐体内で基盤が動く(筐体と基盤を固定するネジがないため)
- 電源を切ると設定情報が消える(記録する素子がないから仕方ない)
安価な自作品なので使い勝手は悪いが、期待以上に出来がよくてうれしい。
きっかけ
あ…ありのまま先日起こった事を話すぜ!
「おれは目覚まし時計をセットしたと思ったら、朝起きたら始業10分前だった」
な…何を言っているのか、わからねーと思うが、おれも何をされたのか、わからなかった…
要約:寝ているうちに電池切れで目覚まし時計が止まった。
目を覚ますことを使命とする時計が電池切れとは情けない。USBなどで常に給電される目覚まし時計が必要になった。
制作
Amazonでキットを買った(税込み1244円)。
KK moon LED時計 DIYデジタルLED時計キット 4桁 LEDクロックキット コントロール温度日付時間表示機能 透明ケース付き (緑)
キットは他にも選択肢があったが、時刻の精度は期待していなかったので、デザインと価格で選んだ。
キットの中身はこんな感じ。照度センサと温度センサが含まれていて、ちょっと嬉しい。
はんだづけ初心者なので、基盤を見て「細けえー」と思った。
Amazonのレビューにマニュアルの不親切さが多く書かれていたが、個人的にはかなり丁寧だと思った。特にはんだづけの良し悪しを画像で比較し、それぞれの原因を記載してくれているのは参考になった。購入を考えられている方は一度目を通しておいてよいかもしれない。またAmazonレビューに日本語マニュアルを作成されている方がいるので、そちらに目を通すのも一案。
制作過程に特筆する部分がないので、ここから完成までざーと書く。まず背の低い抵抗から始める。
コンデンサと電池ソケットを付けた。
ボタン、ブザー、トランジスタ、電源、ICソケットをつけた。
7セグメント表示器をつけた。一つだけ向きが異なるようにすることで、時刻の:を表現しているのがセンスある。
最後に照度センサ、温度センサをつけた。照度センサと温度センサの取り付けは注意が必要で、アクリル板の厚みを考慮した長さにする必要がある。(ぼくは考慮してなかったので少し短かった。)
ここで動作確認。動かねえと思ったら、ICを指してなかった。うまく行かないときのトラブルシューティングは、webサイトに記載があった。
7セグの消灯しているLEDの見栄えが悪いが、これを隠すためのシールも同梱されていた。シールを貼るときが一番楽しい。
最後にアクリル板で筐体をつくる。ここが意外な罠で、どうやって固定するか悩んでいたが、以下のようにすればしっかりと固定された。
完走した感想
製作途中に1時間ほど草刈りをしたら、はんだづけの精度が向上した。露骨な乱数調整も時には有効なので、みんなで草刈りしましょう。