きっかけ
先日かっこいいON AIRライトを購入した。春から在宅勤務が続いているので、家族に「今話しかけていいか」を分かりやすくするためだ。
図:イケてるON AIRライト。LEDのオンオフは側面のスイッチで行う。
取り込み中かどうか分かって便利だが、会議のたびに毎回席を立ってスイッチを押すのが面倒になってきた。そこでリモコンで操作できるように改造した。
完成したもの
内部をいじっただけなので外見はほとんど変わらない。
スイッチを押さなくても、リモコンに反応してオンオフの切り替えが可能になった。
ON AIR のオン/オフをリモコンで制御できるように改造した!! pic.twitter.com/dJO5FbubCv
— odanny (@dannyso16) July 11, 2021
改造前の回路
単3電池3つまたはUSB type Cからの給電で動作する。
回路はシンプルで、ケース側面のボタンでLEDのオンオフを行う。
図:改造前の回路図。電源、LED、スイッチとシンプルな構成。
改造後の回路
スイッチをリモコンリレーに置き換えることで、無線でオンオフを行う。
リレーの動作を安定させるために、LEDの点灯回路とリレー回路でそれぞれ電源を用意することにした。
ケーブルが2つになってしまったが仕方ない。
図:改造後の回路図。
作業風景
1.リモコンリレーを購入する。
普通のリレーを買って自分で赤外線センサを取り付けてもいいが、安くて良いのがあったので購入1。
2.リレー回路の動作確認。
カンタンな回路で動作を確認しておく。
購入したリレー回路はリモコンの記憶機能があり、好きなリモコンを登録することができた。
3.分解してはんだづけ。
スイッチのはんだを外し、代わりにリレー回路を配線した。
新たに追加したリレー回路は樹脂粘土で筐体に固定した。
また不要なスイッチを取り外し、その隙間にリレー回路給電用のケーブルを通した。
図:役目を終えて取り外されたスイッチくん。おつかれやで。
4.蓋をして完成!
まとめ
Good
- 無線操作がラク
- 安価で手軽な改造
- 安定した動作
Bad
- 電源ケーブルが2本でダサい
海外発送の安い部品は、届いたときにはボロボロになってることもある。広い心で受け入れよう。 ↩︎