完成したもの
スケルトンはかっこいい!このアンプを見るたびに修士時代を思い出すのだろうかと感慨深い。
きっかけ
よく「初任給で○○を買うといいよ!」と聞くのだが、初任給をもらう頃にはすでに社会人なので、学生と社会人の狭間である今に紐づかないなと思った。今のうちになにかつくろうと思い立ち、ちょうどほしいと思っていた「スピーカーアンプ」を自分でつくることにした。(完成後に気付いたが、間違えてヘッドホンアンプを購入してしまった。)
制作
Amazonから届いたキット。必要な部品はすべて含まれていたが、商品説明にあるようにACアダプタやイヤホンジャックのオス―オスは付属しない。キットには紙が添付されており、回路図と抵抗の読み方が記載されていた。QRコードがあるものの、どうせ「回路図読んで頑張れよ」程度の情報量だろうと期待していなかったが、感動するほど丁寧に工程が載っていた。
webページの工程に従って、背の低い部品から順にはんだづけしていき無事に完成した。「はんだって何℃で溶かすんだっけ?→340℃」などと初歩的なところから始めたが、2時間ほどでできた。
動作確認
アクリル板で固定する前に動作を確認した。つまみを反時計回りにひねりきって音量をゼロにしてから、ヘッドホンをつなぐ(一度耳がもげた)。小音量時にヴーというノイズが少し入るが、つまみで音量調整ができることを確認できた。レビューを見る限り、値段のわりにノイズが少ない商品のようだ。ノイズの原因は安物のオス―オスケーブルやはんだづけの失敗あたりかもしれない。
余談
スピーカーアンプと間違えて制作したため、動作確認のときに「アンプなのに音が小さくなってるやんけ!」とゲラゲラ笑ってた。残念ながらぼくはヘッドホンをもっていないので、このアンプはただの置物になった。スケルトンな見た目でかっこいいので、インテリアにもなる!1
親に夜間の足元ライトとしての運用を提案されたが、DC12VでLEDを光らせる虚しさに耐えられないので丁寧にお断りした。 ↩︎